仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること 鈴木貴博

ご存知の方もいるかもしれませんがAIやロボットによって労働人口の49パーセントが代替可能らしいです。

将来人間の仕事をAIが奪っていく。

そんな身近な将来を考えさせられる一冊です。

ここ数年で『AI』という言葉をよく耳にするようになりました。AIにより私たちの生活はとても便利になってきました。AI搭載の最新の家電には声で指示するだけでAIが理解し、動いてくれる物も世間に流通してます。とても便利ですがそれによって私たちの生活は豊かになるかと思いますが、結果そうではないようです。

2018年3月にアメリカで公道を自動運転試験中の車が歩行者を轢いてしまうという死亡事故が起きました。

本書でも自動運転について触れられてます。

2025年には車の運転をするドライバーのお仕事がすべてAIになるのではないかと書かれてます。個人で運転する方はとても便利にはないますがドライバーの職業の方には大きな被害が及びます。とても、AIによって豊かになったとは言えません。

ドライバーが減ると1つの業界がなくなります。それは自動車保険業界です。自動運転が世間で一般的になる頃にはほとんど事故が減ると言われています。そうなると、自動車保険業界で働く人たちは失業してしまいます。

将来的にはディストピアが待ち受けています。ディストピアとは壊滅的な未来のことです。AIによって仕事を奪われてしまう人たちが増え収入がなくなる。それにより、デフレが発生し国家は壊滅するかもしれません。

そんな未来は誰も望んでませんよね?

AIに心配なイメージを持たれてる方は読んでも損はしないと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。