思わずマネしたくなる 好かれる人の話し方、信頼される言葉づかい 桑野麻衣

接遇マナー講師として活躍しする桑野麻衣さんの書籍です。

桑野さんは、ANA、ディズニー、ジャパネットたかた再春館製薬所といった異色のキャリアを持った方です。

一流企業で学んだコミュニケーション技術を本書で公開してます。実際の失敗体験やエピソードで語られてるので非常に読みやすいです。

本書によるとコミュニケーションとはココロをカタチにすることと定義してます。

とてもわかりやすい形で表現できてるなと思いました。

私が普段正しいと思っている言葉遣いが実はあまりいい使い方ではなかったりして、読みながら少し恥ずかしくなってしまう時が数回ありました。

『ごめんなさい』『すみません』『失礼しました』『申し訳ございません』を使い分けられてる方はほとんどいないのではないでしょうか。ANA時代の経験を元に正しい意味を本書で解説してます。

『ごめんなさい』 謝罪の気持ちに加え、『免じて』と許しを請う気持ちを含む。

『すみません』 自分が悪いことをしたというより、特に悪気がなく不可抗力で起きてしまった、という気持ちを含む。

『失礼しました』 相手に礼儀を欠いたことに対して、お詫びと許しを得る気持ちを表現するもの。

『申し訳ございません』 申し訳がない。弁解の余地がなく、相手にすまいと詫びる言葉。

という謝る言葉にしても一つ一つ違った意味があるそうです。純粋に謝罪の際は申し訳ございませんが適切となると思います。多分この書籍に出会えてなかったら気づくこともなかったかなた思います。

この他にもコミュニケーション上達のポイントを45個にまとめて解説されてます。気になった方は是非一読してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。